バフェット氏投資会社 次期トップは事業家か

こんにちは、チャーリーです。

昨日に引き続き、日開新聞からの情報です。

著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイは10日、かねて後継候補と目される2人を取締役に指名した。両氏はバークシャーのエネルギー、保険事業をそれぞれ束ねている。今回の人事で「投資の神様」の後継者としてバークシャーを率いるのは投資家ではなく事業家の可能性が強まった。

取締役に加わるのはエネルギー部門を率いるグレッグ・アベル氏(55)と保険部門を率いるアジット。ジェイン氏(66)。両氏は取締役に就任したうえで、アベル氏が非保険事業、ジェイン氏が保険事業を管掌する副会長にそれぞれ就任する。

[日本経済新聞18年1月11日(木)夕刊]

この記事、はじめて読んだ時、びっくりしました。なぜなら、私が認識していたバフェットの後継者は、投資分社で後継者候補となっているトッド・コームズ氏かテッド・ウェスラー氏のどちらかであったからです。バークシャー・ハザウェイは全額出資子会社を多く抱えるコングロマリット企業であり、鉄道などの事業から上がる利益が全体の約8割を占めており、株式などの売買に伴う投資利益の存在感は低下しているとのことです。このあたりは、私のまったく予想していない事実でした、勉強不足と言えます。バフェットはバークシャーのトップには事業家としての能力が必要と言及していて、この後継候補二人とも投資家実績がないとのこと。投資家としてのバフェットの存在感があまりにも大きく、ふだんの人物像もオマハの片田舎で小さなオフィスで読書をしている様子などから、とてもコングロマリットの経営者というイメージは浮かびません 。ふたつの顔を持つバフェットの、経営者としての顔にスポットを当てた著書に「バフェットの経営術」(ジェームズ・オラフリン著、パンローリング)があります。まだ読み始めたばかりですが、引き続き学習していきます。

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