米国リート市場動向と見通し

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こんにちは、チャーリーです。

米国リートの話です。上記のグラフは2015年1月までの米国株式と米国リートの比較です。ご覧の通り、2009年1月以降米国リートが米国株式を上回って推移しています。今回の記事ではグラフが用意できませんでしたが、15年度以降株式の逆襲が始まり、以降米国株式が上回ることになります。

以下、ニッセイアセットマネジメント REITレポート(2018年1月号)からの引用となります。

2018年に入り、好調な株式市場と対象的に米国リート市場は調整色を強めています。その主な要因は金利の上昇及び更なる上昇懸念であると思われます。米税制改革法案の成立を受けて米国景気の過熱感が強まり、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げピッチが速まる。イラン情勢の緊迫化で原油価格の騰勢が続く当の見方が背景にあるようです。足元の相場では、金利に敏感なリートや公益株等から、原油や非鉄金属等の資源関連株に資金をシフトさせる動きも活発化しているようです。(中略)一方、予想を下回る経済指標の発表等で金利が落ち着いた動きとなれば、リートを物色する動きが強まるものと思われます。

一旦上がった金利がある程度抑えられれば、米国オフィス市場が需要が供給を上回る状態が続いているので、米国リートが上向く可能性を含んでいるようです。

 

     

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