投資に数学はいらない?

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こんにちは、チャーリーです。

「ベンジャミン・グレアムとフィリップ・フィッシャーの著書、そして目をつけた企業の年次報告書は必ず読んでください。でもδとかβといったギリシャ文字が入った数式は無視してかまいません」

数学が不要だというバフェットの考え方は、何となく生まれたものではない。あらゆるものを試したうえでたどりついた結論だという。

「ありとあらゆる種類の銘柄について株価チャートを作っていました。データは多ければ多いほどいいと思っていました」

(バフェットの投資原則より)

バフェットが投資には数学は不要と断言してくれています。数学が苦手な私にとってはまあ嬉しいのですが。世の中にはノーベル賞並みの高等数学を駆使した投資銀行があったり、統計や微積の知識がないと合格しない証券アナリスト試験もあります。こうした職業に就いている、あるいは試験に合格した人と同一の市場で私も投資をしている訳です。本来ならもう勝負にならないと逃げだしてもいいのでしょうけれど、投資は出金可能なお金を、任意の株式に投じるという極めて簡単な動作だけです。四則演算レベルの人と高等数学レベルの人が同じことをする、一件その差は可視化できないですよね。勉強すればするほど「投資の腕」が上がるかと言えばそうではない。ノーベル賞を取るくらいの頭脳が集まった投資会社が破綻してしまった例もある。しかしながら、勉強を怠るといつまで経っても、投資への視座が固定されたままになってしまう。ここが投資の奥深いところではないでしょうか。

 

      

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