- 作者: ジェレミー・シーゲル,瑞穂のりこ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2005/11/23
- メディア: 単行本
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こんにちは。チャーリーです。
ジェレミー・シーゲル教授の「株式投資の未来」2読目中ですが、さすがに少しは中身が理解できるようになってきました(笑)。
配当金を積み上げながら、ディフェンシブ株式に再投資をしていくアイディアを、膨大な過去データから読み解いていくことに、感動を覚えています。
そのシーゲル教授が、この本の174ページから175ページにかけて、REITについて言及しています。
下落相場でプロテクターとなり、上昇相場でアクセルとなるのは、高配当相場にかぎった働きではない。形態がどうであれ、ある程度以上のキャッシュを生む投資商品なら、おなじ仕組みが作用する。一部の不動産投資信託(REIT)や、ジャンク債などの高利回り商品でも同じことだ。
REITとは、不動産を保有して運用益を稼ぐ会社をいい、税制上、特別に優遇されている。利益の90%以上を配当の形で株主に支払うことを条件に、法人税を免除される。1996年から2003年にかけて、REITの平均配当利回りは6.6%と、おなじ時期のS&P500種平均のそれを4倍以上上回った。(中略)
シーゲル氏がREITについて、説明しているのは、私が読んだ限りではこの2ページだけのようです。著名ブロガーの方が、シーゲル氏がREITを積極的に薦めている、ポートフォリオの10%くらいはREITを入れ込んで、高額な分配金を株式の買い付けの原資にすることも良いと言っていた記憶があるのですが、上記引用コメントからは、そこまでの積極的な薦めというニュアンスは感じられませんでいた。シーゲル博士は、別の書籍、または別の媒体で、REITへの積極投資を薦められているのでしょうか。興味のあるところです。REITへの投資の是非は、自分のなかで大きな課題になっています。もう少し勉強してみたいと思います。
ジェレミーシーゲル「株式投資の未来」2周目の感想です。
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