こんにちは、チャーリーです。
本日の日経新聞朝刊に気になる記事がありました。
「物言う投資家」アイカーン氏 ゼロックス・HP統合支援(米紙報道)
米紙ウォールストリート・ジャーナルは13日、米事務機器大手ゼロックスの大株主で「もの言う投資家」として知られるカール・アイカーン氏が、ゼロックスと米パソコン大手HPの経営統合を後押していると報じた。同氏はHP株の4%超を取得したという。
やってくれますね。つい最近までゼロックスの買収を巡って富士フィルムと壮絶なバトルを繰り広げていた投資家のアイカーン氏。ゼロックスと富士フィルスの資本関係をご破算にしたと思ったら、今度はゼロックスとPC大手のHPとのお見合いのセッティングです(笑)。日本は従来企業同士の株の持ち合いをするなど、「物言わぬ株主」が当たり前であったので、こうした個人投資家の動きにはアレルギーが起きると思います。日本ではモノ言う株主が出てくると周囲が何だかんだ叩いてあげくの果てに逮捕まで追い詰められるケースまである。日本でもモノ言う株主を避けたり、意味なく避けるのではなく、資本主義の原理をよく理解した上で投資家をリスペクトする心性を養うべきです。そうしないと、ソニーと投資会社のバトルで見たように、日本企業は欧米のファンドにいいようにされてしまう怖れありです。私たちからモノ言う投資家へのアレルギーを減らしていくようにしたいものです。
Bon Voyage !
上記のボタンはブログ村のランキングに反映します、一日一回ポチ(クリック)いただけると大変励みになります。