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投資家脳を作るための名著たちⅣ 井手正介 バリュー株投資は「勝者のゲーム」!  

 

バリュー株投資は「勝者のゲーム」!

バリュー株投資は「勝者のゲーム」!

 

 

こんにちは、チャーリーです。

このシリーズ、4回目は井手正介著 バリュー株投資は「勝者のゲーム」!です。

当ブログでは、井手氏の書籍について言及しているのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、野村総合研究所を経て青山学院大学院教授を歴任されるなど、株式投資の学術的な面と実務的な面の両方に秀でた日本では稀な投資家(及び学者)です。バフェットの投資スキルを学ぶ上で評判の高い「億万長者をめざすバフェットの投資銘柄術」の翻訳者でもあります。

井手氏が日本株投資家のために、バリュー株投資で「勝者」になるためのスキルをグレアムの米国株の銘柄選択基準と比較して、日本株の銘柄選択をどのように判断すれば投資が報われるかを井手氏オリジナルの理論で説明しています。後半では井手氏自らが上記理論に則って、実際に日本のバリュー株に投資をして結果儲けたのか、損したのかを実証実験としてレポートしています。さすが井手さんです。理論だけでなく、自ら実験してその結果をフィードバックする、その姿勢は尊敬に値します。

今日この記事を書くために同書を拾い読みしていたのですが、「バリュー株投資のMVPウォーレン・バフェット」という章にバフェットの投資術についてのまとめがありましたので一部を紹介します。

バフェットの株式投資に対する基本的なアプローチは、次のようなものである。

第1歩 株式市場から離れる。株式投資をするのに株式市場を見るべからず。

第2歩 経済一般のことを心配しない。株式投資をするのに景気動向や金利情勢などを気にする必要なし。

第3歩 買うのは「企業」であり株式ではない。

第4歩 企業を組み入れたポートフォリオを運用する。投資するのは有価証券ではなく企業を組み入れたポートフォリオである。

簡潔な名文であると思います。井手氏の翻訳書は、長い株式投資の経験から得られた学識がベースになっていますので、文学等を専門のされた方の翻訳に比して、とてもわかりやすいです(あくまで私の認識です)。バフェットの投資原則は上記コメントを押さえておけば十分と言っても過言ではありません。

このように本書は、バリュー株投資スキルに関することでけでなく、井手氏の幅広い学識に触れる楽しみもあり、ぜひお薦めしたい書籍であると思います。

ここからは追伸ですが、井手氏が古希を迎えられたのを契機に投資に関するブログを立ち上げられたので紹介します(現在は休止中?)。ご関心のある方は下記をご参照ください。

プロフェッサー井手の投資教室(一般の人向けのやさしい株式投資入門講座です)

 

 

 

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