コンビニオーナーになってはいけない 便利さの裏側に隠された不都合な真実
- 作者: コンビニ加盟店ユニオン,北健一
- 出版社/メーカー: 旬報社
- 発売日: 2018/09/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こんにちは、チャーリーです。
最近コンビニの不祥事というかトラブルの報道が目立ちます。
コンビニ営業終了後(?)におでんを口に含み吐き出す映像をYouTubeに流すバイトテロ。
コンビニフランチャイズのオーナーが24時間営業を短時間営業に変更を申請するも頑として受理しないコンビニ本部。
1970年代に日本もコンビニができてから、既に40年以上が経ちました。
私たちの生活にコンビニはすっかり溶け込み、今やなくてはならない存在になってきました。
ところが、コンビニ店が全国に乱立して、競合としてサービスを張り合うようになるといろいろな問題点が出てきます。
過剰なサービス品揃えと過剰な営業時間などはその典型例と言えるでしょう。
今回、過剰なサービスで一つあげるとすればクリーニング受付サービスがあります。
クリーニング受付は専門性が要求される業務で、コンビニの店員が片手間にやれるほど簡単は仕事ではないと思います。
一般のクリーニング店で、40~50枚くらいのTシャツを持ってくる非常識な輩がいますが、こんなのがコンビニへクリーニングの依頼に来たらどうしますか。2名でシフトを組んでいる店だったら衣類の受け取り処理に多大な時間を要し、レジの機能がマヒしてしまうのではないでしょうか。
お客としての立場からも、食べ物を触った手で自分が預ける衣類を触ってほしくないし、(自分が経験したことがありますが)返却時に自分のものでないYシャツを受け取った経験もあり、とても不安な気持ちになることが多いです。
日本人の悪い癖で、何事も総合性、網羅性がないといけないという思考性向に陥る訳です。日本の電機製品でも膨大な使われない機能を持っているものは枚挙にいとまがないでしょう。これも総合性への強迫観念が生んだものと言えないでしょうか。
コンビニにクリーニング機能は不要です。きちんとした管理システムを持ったクリーニング専門店を使うことで安心した気持ちで日々が過ごせます。コンビニの過剰なサービスが原因で顧客満足度が低下している例がないか、顧客の側からしっかり見極める必要があると思います。
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