【読書】これからを生きるための無敵の‐お金の話/ひろゆき(西村博之)

 

これからを生きるための無敵の―お金の話

これからを生きるための無敵の―お金の話

  • 作者:ひろゆき
  • 発売日: 2019/03/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

こんにちは、チャーリーです。

世の中には、どれだけ好き勝手なことを発言しても、「ああ、あの人が言うんだから仕方がないか」と思われる人がいます。

私が思い浮かべるのは、ホリエモンさん、与沢翼さん、そして今回のひろゆきさんでししょうか。

ホリエモンさんなどは、いままで日本の賃金制度やコロナウイルスに対する政府対応について独自のコメント発し、炎上を繰り返してきました。

ホリエモンの過激なコメントは、実は期待している人が結構いて、炎上すると「自分では言えない事をよく言ってくれた」とカタルシスを得る隠れファンがいるようです。

ひろゆきさんも、歯に衣着せぬ発言をされている一人。この本でも「ベイシックインカム」の必要性を説き、日本にこの制度ができれば、格差社会の解消、ブラック企業の撲滅、人口減現象の是正等が実現できると言及しています。説得力のある論旨をわかりやすい文章でコメントしています。

一方、ひろゆきさんらしい毒舌で小売業については「10年働いてレベルが上がらない仕事」と指摘しています。

「人生の無駄」と言うと反発する人も多いと思うんですが、10年くらい続けると気付くと思います。「自分の人生、10年無駄にしたかなあ」って。

もちろん、幹部候補はいいと思います。たとえば現場のレジ打ちから始まって、いろいろ経験して、お店の仕組みを知って、どんどん出世していって、最終的にはお店を管理する仕事に上がっていく、みたいな人ならいいんです。

たとえば、ユニクロで店員やったあとに店長になって、本社に入って・・・・といった具合に上がれるならいい。

でも、コンビニだと、フランチャイズ店であれば、オーナーのおっちゃんがいるので、店員は出世しませんよね。10年働いても、やっぱりアルバイトのままです。これは、やっぱり人生の無駄使いだと僕は思いますよ。

私も一時、小売業をサポートする販売支援の仕事をしている時がありましたが、小売業って、一日足が棒のようになるけど、それなりに売り上げが上がると嬉しくて一日がそれで完結する。「美味しいお酒が飲めて、さあ明日もがんばるぞ」。これの繰り返しなんです。

小売業でない仕事、販売促進でも経営管理でもいいですが、これらは一日で完結しない仕事の中身が多い。企画書書くのに何日間も試行錯誤したり、時には眠れなかったり。正直言って小売業以外の仕事には、こういう体験が多い。

小売業は悩み少なし出世無し、企画業は大変だけれど成長可能性ありと。自分が言ったら、お前に言われたくないという人が多いでしょう。でもこれは真実と思います。ひろゆきさんが言うととても説得力があります(笑)。この本はこれから人生を切り開く必要のある若手の方に薦めたいと思います。

Bon Voyage !

 

 

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