その投信・保険 本当に必要? 老後資金2000万円問題で高齢者への販売トラブル再燃

こんにちは、チャーリーです。

本日の日経新聞朝刊 Money&Investmentで、ゆうちょ銀行、かんぽ生命などが高齢者に販売している金融商品でトラブルが多発しているケースを特集していました。

外貨建て保険や投資信託など元本割れするリスクがある金融商品をめぐるトラブルが目立っている。ゆうちょ銀行では内規に基づかない不適切な手続きで高齢者に投信を販売していた実態が明らかになったばかりだ。銀行や郵便局の窓口で、勧誘を受ける本人や親族はどんな点に気をつければいいのだろうか。

これらの不適切な手続きでの押し売りは、老後資金2000万円問題が表面化する前での出来事なのでしょうが、問題は年金だけじゃ足りないよということが「明らかになった」現在、こうしたたちの悪い金融機関が危機感を煽ってますます高齢者にリスクの高い商品を押し付ける恐れが出てきました。

保険や投資に詳しい知人が、外貨建て保険をなぜこうした金融機関が勧めるのかと言えば、彼らの得る販売手数料が、他の投信などに比べて著しく高いからだそうです。そして「保険」という名前が付いていることで、見せかけの安心感を与える。実際は為替での差損で数十万円規模の損失を被ることなんでざらにあるそう。私は一番許せないのは顧客とのWin-Win関係を結ぼうという気持が、こうした金融機関の連中には微塵もないことです。

顧客がコツコツ時間をかけてためてきた預金、長年の勤務で築き上げてきたキャリアへの報償である退職金、こうした大切なものを自分たちの利益欲しさだけで、滅茶苦茶にしてしまう。こうした悪辣な金融機関はつぶれてしまったほうが良い。

Bon Voyage !

 

投資に一発逆転なんて必要ない、テニスでは一球でも多くボールを返せれば相手に勝つことができる。これと同じで投資は「負けない」ことが大切だ。

敗者のゲーム〈原著第6版〉

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