マンガーの投資術 バークシャー・ハザウェイ副会長チャーリー・マンガーの珠玉の言葉 富の追求、ビジネス、処世について ( )
- 作者: デビッド・クラーク,山崎元,林康史,石川由美子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2017/09/08
- メディア: 単行本
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こんにちは、チャーリーです。
多くの過ちをおかすことなく、満足できる人生を送ることはありえない。過ちをおかすことで、次から対処できるようになるーー人生の秘訣だ。過ちを認めたくないという気持ちを抑えることができなければ、破滅への道を歩みことになるだろう。(マンガーの自己投資術より)
最近仕事で営業マンの販売数字の打ち合わせに同席することがあります。営業マンには二つのタイプがいて、ひとつは電信柱が高いのもポストが赤いのもみんな自分のせいだと考える自罰的なタイプ、もうひとつは売れないのは商品が悪い、会社の体制が営業に対して適切でないから思ったような活動ができず数字が行かないと考える他罰的なタイプ。一見強いタイプに見える他罰タイプが優秀そうに見えることがありますが、実は問題なのはこちらのタイプです。数字を作るスキルがなくても、口が達者でプレゼンでその場は上手く取り繕うことができるので、自罰的なタイプに比べあまり突っ込まれることがない。でも突っ込まれない分、過ちから深く学ぶチャンスを逸してしまう。自分をごまかしにごまかした挙句、営業マン失格の烙印を押されてしまうケースがままあります。こうしたタイプは過ちを認める、この簡単なことができないのです。マンガーも百貨店ホックシールド・コーンやUSエアウェイへの投資判断の失敗は素直に公けに認めています。自分の失敗を貴重な教訓として学んだからこそ、その後の投資家として成功することができたと言えよう。我々も過ちを犯した時は、この失敗は成功の為の大きな糧となると認識して前向きに進んでいきたいものです。
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