投資参謀マンガー ― 世界一の投資家バフェットを陰で支えた男
- 作者: ジャネット・ロウ,増沢和美,Janet Lowe,ウォーレン・バフェット,Warren Buffett
- 出版社/メーカー: パンローリング
- 発売日: 2001/10/25
- メディア: 単行本
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こんにちは、チャーリーです。
夏休みの読書週間ということで、投資の書籍について振り返りをします。
チャーリー・マンガーについての書籍は日本で数冊発売されていますが、この本は唯一本格的自伝という形式をとっています。
基本的な原則を守り、チャンスをしっかりつかむことによってマンガーは、大きな尊敬を集める弁護士から、その技量を世界的に知られた投資家へと飛躍をとげた。富を得たことで、若かりしころに切望した独立を、彼は手に入れたのである。
「たった一つの観念ではなく、いくつかありました。優れた観念はたくさんあるんです。物事の本質として。本当に素晴らしい観念は、ほぼ確実に勝利を収めるものです。もし素晴らしい観念を身につけることができれば、チャンスは探しさえすればきっと見つかる。これは間違いありません。でも一人の人間が優れた観念を際限なく得ることはできない。だから、手に入れたらしっかりと自分のものにすることです」
上記のコメントは500ページ以上にわたる上記「投資参謀マンガー」のなかで、私にとって印象に強く残ったフレーズの一つです。
マンガーは言い切ってくれています。素晴らしい観念はほぼ確実に勝利を収めるものであると。では素晴らしい観念とは何か。これは我々が行っている米国株投資の配当金再投資戦略が当てはまるでしょう。
マンガーは素晴らしい観念であっても、手当たり次第試しては頭がごちゃごちゃになるだけで成果が上がらないと言っているようです。これは自分の投資スタンスをいったん決めたらそれを貫き通す頑固さが必要と認識しました。
自分が試行錯誤して進めている長期投資について、マンガーから力強いアドバイスを貰えたようで嬉しくなりました。バフェット、シーゲルの投資戦略の興味をお持ちの方にはこのマンガーの書籍、ボリューム満点ですがお薦めしたいと思います。
Bon Voyage !
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