ロボ掃除機 ストーブを押し火災発生 AIによるioT(モノのインターネット)の本当の怖さ

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ソファに向かって電気ストーブそ押して動かすロボット掃除機(東京消防庁提供)

こんにちは、チャーリーです。

今日は、マンガー、バフェットに関するバリュー投資について書こうと思っていたのですが、東京新聞朝刊を読んでいたら、気になる記事がありましたので取り上げてみます。

~ロボ掃除機 ストーブ押す 火災注意を ソファに引火例も(東京新聞朝刊19/2/9)~

自動運転中のロボット掃除機がストーブを動かし、ソファなどに引火する火事が東京都内で昨年12月から2件あり、東京消防庁が注意を呼び掛けている。

昨年12月、マンションの一室で、電気ストーブがソファに触れ、出火した。火災報知機が鳴り、室内にいた住人が119番。消防隊員が火を消し止めた。

出火当時、ロボット掃除機が自動運転中だった。ロボット掃除機に押された電気ストーブが。ソファの近くまで移動し、引火したと、同庁は見ている。

私が恐れていたことが起きてしまったという感があります。AIによるioT(モノのインターネット)による最大の問題点は、AIの判断が生身の事物(この場合はストーブの火)に影響を与えてしまうことです。

その判断が完全無欠であれば何ら懸念はないと思いますが、この場合のように、「自動で掃除をするのだから障害物に触れても当たり前」という調子で、掃除機が前進してぶつかってしまい、その結果火災が起こった訳です。もし人間が確認していたら、「あっ、ストーブに触れたら危ないな、近くには寄らないでおこう」という微妙な判断力が発動できると思うのです。

この危険性は、現在異常な程にフィーバーしている自動車の自動運転にも通じる問題です。私の過去記事でも触れましたが、アメリカで自動運転の操作ミスによる死亡事故が何件か起こっています。このような危険性があるにもかかわらず、なぜ強引にIoTを進めていく必要があるのでしょうか。

バフェットは自分に理解できない分野について投資をしないというスタンスをとっています。私は更に進めて、世の中に害をなす技術についてはこれに投資をすべきでないというスタンスもありなのではと、本日の新聞記事を読んで強く思いました。

 

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