こんにちは、チャーリーです。本日は雑談です。
皆さん、オーケストラの指揮者になってみたいという夢を持たれたことがあるのではないでしょうか。
テレビ番組「題名のない音楽会」でも、一度オーケストラを自分の手で指揮してみたいという視聴者を対象に、生オケを振らせるスペシャル企画が好評です。
指揮者願望のかなりの方が、自宅のオーディオ機器の前で指揮棒を振っているとか。
わたしも自宅でマーラーやブルックナーを聴いていると知らぬ間に両手が動いています(笑)。
隠れ願望の方も含め多くの人が関心を持つ指揮者の実態。
合唱指揮者であった著者の高木義之氏が、どのようなコンクールを受け、どのような経緯でオーケストラの指揮者になれたのか、がリアルに描かれています。
「ウィーンの森の物語」
きょうは「ウィーンの森の物語」の練習日で、すでにメンバーがスタンバイ(待機)しています(実際にその場にいるつもりで、イメージしてみてください)。
●指揮者登場
指揮者が入ってきます。非常に渋い表情、重厚な雰囲気です。
指揮者、ゆっくりと指揮台に上がり、楽譜とタクト(指揮棒)を準備し、襟や袖口を整え、髪を整えながら、「ウィーンの森、最初から」と言葉をかけます。
指揮者が全員を見渡し、準備を指示します。
メンバーは姿勢を正し、息を整えます。
タクトが重々しくゆっくり振り上げられます。
指揮者の気迫、パワーが上がっていくのがありありと感じられます。
ここが楽器を構えるタイミングだと、はっきり感じられるのですが、メンバーは若干戸惑い、ざわつき、一部がぎこちなく楽器を構えますが、ほとんどは楽器を構えません。
「?」どうしたのでしょう・・・
オーケストラの指揮に関心を持つ人にとっては必読の書籍と言っていいでしょう。
この書籍、本当は指揮のテーマ以外に、もっと深淵なテーマを扱っているのですが、指揮に興味のある方は、とりあえず前半のみ読まれても宜しいかと思います。
Bon Voyage !
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