こんにちは、チャーリーです。
もう一つ避けるべきなのは、極端なイデオロギーである。それは思考を停止させる。
かつてバフェットは割安な会社に投資するというグレアムのアプローチを信奉していたが、マンガーの助言を受け入れて習慣を断ち、イデオロギーから脱することができた。そして偉大な会社の株式を適正な価格で購入し、永続的に保有するという現在のスタイルにたどり着いたのである。(マンガーの自己投資術より)
このようにあのバフェットですら、古いイデオロギーに囚われ今日の成功の達成が危ぶまれた時があったということですね。
我々も極端なイデオロギーに陥っていないか注意が必要です。
私は米国株12種を均等に買い増しする方法で買い付けを進めていますが、一カ月ごとに10万円の規則的買付のルールを作っているにもかかわらず、時々たくさんの入金があると、そのルールを「破って」まとめて30万円買い付けをしてしまうことがありました。早く金持になりたいと思ったのですね。
この場合の間違ったイデオロギーとは余裕資金をフルインベストメントしてしまいポートフォリオを偏らせ、いざというときの予備資金をなくしてしまうことです。この場合の正しいイデオロギーは10万円、各月の給料日に規則化して購入、例外を設けないということです。
こうした時に感情に流されず淡々と規則的に決まった額を買うことができるかどうかが今後の自分に問われると思っています。
マンガーの投資術 バークシャー・ハザウェイ副会長チャーリー・マンガーの珠玉の言葉 富の追求、ビジネス、処世について ( )
- 作者: デビッド・クラーク,山崎元,林康史,石川由美子
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