こんにちは、チャーリーです。
ガーシュインのラプソディ・イン・ブルーが聴きたくて、マイケル・ティルソン・トーマス盤なら間違いなかろうと何気なく選びました。
CDを開いて聴いてみると、ピアノソロはM・T・Tではなく、ガーシュイン自身のピアノロールに合わせ、アメリカのジャズバンドが演奏しているという企画ものでした。
ガーシュイン演奏のロールには、オーケストラ演奏も含まれていたため、オーケストラ部分のロールの穴を埋める編集をしたとか。
ジャスバンドの演奏はとても個性的ですが、ガーシュインのピアノは速いテンポで軽く弾き通している感じです。R・シュトラウスしかり、ストラビンスキーしかり、このガーシュインしかりで、作曲者自身の演奏は思った以上にあっさりとしたものになりがちですね。
ラプソディ・イン・ブルーの曲自体を楽しみたいのであれば、マイケル・ティルソン・トーマスの新盤等のほうがいいと思いますが、このCDは時代を超えた貴重なコラボレーションが実現した記念碑としての意義があると思います。
Bon Voyage !
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