こんにちは、お久しぶりです。チャーリーです。
司馬遼太郎の小説を読んでいたら、語学の天才と言われる司馬凌海について触れている個所に目を引かれました。
以下ウィキペディアからの引用です。
司馬 凌海(しば りょうかい、天保10年2月28日(1839年4月11日) - 明治12年(1879年)3月11日)は、医学者・語学者。愛知医学校校長。佐渡島真野町新町(現:新潟県佐渡市真野新町)生まれ。諱は盈之(みつゆき)、凌海は通称。幼名、島倉伊之助 語学の天才と言われ、独・英・蘭・仏・露・中の6か国語に通じていた。松本良順、ヨハネス・ポンペ・ファン・メーデルフォールトに師事していたことから、特に医学用語の日本語訳を多く作っている。ドイツ語学者の司馬亨太郎は長男、囲碁棋士の喜多文子は二女。
このような人が幕末に実存していたことに驚きました。司馬遼太郎の小説によると、ドイツ語があまりにも流暢なので、ドイツ人から「長い間ドイツで暮らしたことがあるのか」と問われたことがあったそうです。しかし凌海は一度も日本を離れたことはないとのことです。またお酒を飲むことが好きで、深酒をした翌日は意識が朦朧として、受けもっていた語学塾の授業は休講になるのが常だったとか。ウィキペディアの情報を見るとわかるように、司馬凌海の生涯はわずか40年と短いものでした。この限られた生涯の中で、またラジオやTVなどの視聴覚教材など全く無い環境のなかで、このような研鑽、活躍をしていた人物がいるという事実はいろいろ考えされます。語学をマスターする、マスターすると言っておきながら、いつまで立っても日常会話の断片すらつかめない、己の至らなさを痛感するのみです。司馬凌海という人物が実在したということをいつも忘れず、語学学習を続けていきたいと思います。
現在はこうした優秀なガイドブックもあります。活用していきたいです。
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