マンガー氏と山崎元氏に共通するアンチ・マーケティングの考え方とは

こんにちは、チャーリーです。

今回は山崎元、チャーリーマンガー両氏が言及していると私が考える「アンチマーケティング」についてコメントします。

先回にも話題にした山崎氏著「経済評論家の父から息子への手紙」から該当箇所を引用します。

仮に、私に時間とエネルギーがたくさんあれば、、マーケティングの効果を解毒するサービスをビジネス化することに挑んでみたい。世間が称えるマーケティングとは、「本来の価値以上の価格でたくさんのモノを売るための技術の集大成」だ。「ボッタクリのテクニック集」だとも言える。消費者は、マーケティングのおかげで、無駄なモノや無駄に高いモノを買わされている。

このマーケティングの効果を防ぐ免疫のような機能を果たすサービスがあれば、消費者に経済的な利益をもたらすはずだ。利益を提供するのだから、ビジネスになり得る。これを適価で提供する仕組みを考えて事業化したい。

この件について、読んでいて思わず感動しました。MBAスクールで当該科目を履修していたころは、マーケティングは素晴らしい考え方だと一方的に思っていました。ところが、山崎氏の言及個所、「消費者は、マーケティングのおかげで、無駄なモノや無駄に高いモノを買わされている」を読んで、世界観が変わるくらいのショックを受けました。山崎氏が常々コメントれていた「投資信託の99%はゴミかクズである」も銀行や証券会社のマーケティングに乗せられないように読者へのアドバイスをされています。

一方、チャーリー・マンガーは、彼自身が評価している「影響力の武器」から様々な言及をして、口の達者な奴のカモになるなとコメントしています。大雑把にまとめると

返報性⇒最初に良いことをしてもらっても気にするな無視しろ

社会的証明⇒多くの人がやっているからと言って真似する必要はない

権威⇒偉い奴が言うからと信用するな、アクティブファンドはオルカンに勝てない

マンガーはこういったことを主張していたと思います。

偉大な2名の投資家が偶然にもアンチマーケティングの考えをもっていることはとても興味深いことです。大きな書店のビジネスコーナーには「マーケティング」の棚はありますが「アンチマーケティング」のそれはありません。

山崎氏自身の「マーケティングの効果を解毒するサービスをビジネス化すること」は残念ながら氏のご逝去により実現できませんでした。しかし、このアンチマーケティングの考え方は人間が生きていく上で悪意の人に騙されず幸せになるために必須のものと考えます。私も及ばずながら、この考え方に即したコメントを当ブログで触れていきます。

 

 

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