こんにちは、チャーリーです。
またしてもご無沙汰しています。お元気でしょうか。
現在2年がかりで日本史の通史を学んでいます。
チャーリー・マンガーがコメントしているように長期投資するに当たっては歴史、経済学、哲学、心理学、数学、物理学など社会科学系と自然科学系の学問を幅広く知ることが重要です。
特に自分の生まれた国の歴史を一人の著者の通史として学ぶことがとても大切です。
なぜ一人の作者の通史がいいのか。
書店へ行くと、たとえば文庫本で何冊にもわたり、日本史をシリーズとしているものがあります。
ただし、これは時代によって違う歴史学者が分担しているケースが多い。鎌倉幕府時代と室町幕府時代が分担して書かれているような場合です。
なぜこれが良くないかと言うと、それぞれの専門学者が狭い視野で書いているため、長いスパンで歴史を見ることができないからです。
戦国時代以降のいわゆる「宗教勢力との熾烈な闘い」は織田信長単独で見ていては大きな流れがつかめない、信長・秀吉・家康の3点セットでみることで、従来表に現れることがなかった歴史の真相が浮かび上がってくる。
例えば、織田信長が一向一揆などの宗教集団を完膚なきまでに叩き潰した。このことを後世の作家などが「信長は残酷な男だ」と決めつけてきた。これは正しいのか。
実は、日本の歴史において宗教にまつわる血で血を洗うような争いは信長以降ないと言っていいのである。信長は「宗教」と「政治」を分別し、宗教団体が宗教に専念するなら積極的にこれを認めるも、暴力を含む政治活動を仕掛けてきた場合は断固許さないという姿勢を崩さなかった。
この信長の(隠れた)「功績」によって、日本は世界史に見られる、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の残酷な面をもつ永続的な宗教上の争いから縁遠いところにいることができるのである。
上記について、私は井沢元彦氏の「逆説の日本史」シリーズで学ぶことができた。
日本史を学習するなら、信頼できる一人の著者が書いた通史を読むのがよいと思います。井沢氏の「逆説の日本史」は22巻と浩瀚ですが読む価値はあると思います。
Bon Voyage !
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