こんにちは、チャーリーです。
どうもブログの更新が滞ってしまいました。
コロナ禍のテレワークのなかでインプットばかりしていてアウトプットを怠りがちでした。
いざアウトプットしようとなると、ある程度の長文をかかなければと自分にプレッシャーがかかり、ますますブログ作成から遠ざかってしまう傾向になってしまう。
だから、しばらくは短文御免でいくしかないと思います(苦笑)。
かつてFM東京で、土曜日の午後にコーセー化粧品歌謡ベストテンという番組が放送されていました。
司会進行は宇宙戦艦ヤマトを作曲した宮川泰さんが担当されていました。
宮川さんは専門のアレンジも手掛ける作曲家だけあってベストテンに登場する楽曲のメロディやアレンジ内容についても鋭いコメントを出されていました。
名前は出しませんが作曲家のなかには、アレンジがワンパターンで単調であるとばっさり切り捨てられるケースもありました。
そうしたなかで、宮川さんがいつも褒めちぎっていたのが筒美京平さんの作品でした。
とくに岩崎宏美の「思い出の樹の下で」については、冒頭のブラスのあしらい方からストリングスのスケールの大きな表現まで大絶賛でした。
私もその当時、この曲を聴いて筒美京平ってすごいなと思ったものです。
筒美さんのデビュー当時、グループサウンズに楽曲を提供していたころのアレンジはムード歌謡の域を出ることができていなかったように思います。
ところが70年代に入ると、アレンジのパターンが多彩になり、まさにオールラウンドプレヤーに変貌を遂げるのです。どこでどんな勉強をしたのでしょう。
岩崎宏美はスター誕生でデビューした実力派の歌手です。デビューに当たって筒美さんが担当してくれて本当に幸運だったと思います。
いかに彼女の歌唱力が抜群と言っても、彼女の才能を引き出す作品に魅力がなければ成功が成就できなかったと思います。
先日、筒美京平さんがお亡くなりになりました。
慎んでご冥福をお祈りするととも、最高傑作と言える岩崎宏美さんの「思い出の樹の下で」の紹介をさせていただきます。
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