こんにちは、チャーリーです。
本日土曜日の日経新聞朝刊Money&Investmentに毎月分配型投信に関する好意的な記事が掲載されていました。
逆風が吹いていた「毎月分配型」の投資信託の人気がここにきて回復してきた。元本を取り崩して分配するファンドを金融庁が問題視し、販売会社も積極的に扱っていなかったが、5月に2年ぶりに資金流入に転じた。運用しながら定期的に取り崩す金融商品は、リタイア世代の投資家に向くとの指摘もある。複雑な分配金の仕組みを理解してファンドの実力を見極められる投資家には選択肢の一つとなりそうだ。
◆総資産総額ランキング
1位:ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド 6-8月純流出入+1,078億円
2位:フィデリティ・USリート・ファンドB 6-8月純流出入+96億円
3位:東京海上・円資産バランスファンド 6-8月純流出入+544億円
(以下略)
この記事を見る限りでは、やはり金融庁の要らぬ横槍が、毎月分配金投信の停滞をもたらした大きな要因だったようです。何とかという長官が強権を発動して、金融関連企業に圧力をかけて商品の発売に歯止めをかけた。その結果としてファンド所有者からの資金流出が続き、資産価値の低下、分配金の低下を招いた。何だかんだ言っていた強面の長官は何かのトラブルであっと言う間に辞任したようですが。
日経の記事に見られるように、毎月分配金型は万能ではないし、注意しなくては事項はありますが、リスクを理解して運用すれば「自分年金」としての効用は高いと思います。米国株式によるポートフォリオに10%くらいの割合で毎月分配金投信を含めることは、米国株買い付けのための原資としても役立ってくれると思います。
Bon Voyage !
毎月分配金投信の長所と欠点を冷静に分析していて、とても参考になる書籍です。
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