意識と本質/井筒俊彦~難しい本だが読んだだけの成果と価値あり

 

意識と本質―精神的東洋を索めて (岩波文庫)

意識と本質―精神的東洋を索めて (岩波文庫)

 

 

こんにちは、チャーリーです。

<メモ>

・著者の井筒俊彦は高名なイスラム哲学の研究者である。

・作家の遠藤周作は小説家になりたいなら、一度はこの井筒氏の著作を読めと言ったとのこと。

・意識は無意識の層からはじまって何層にも重なった構造で出来ているらしい。

・訓練を受けた人とそうでない人は、同じものごとを見る際にも全く違うものとして認識しているらしい。

・例えばコカ・コーラの株式を買う時、私のような素人とウォーレン・バフェットのような偉大な投資家とでは、同じ買う動作でも違った視点から該当株式を見ているのではないか

・私が思うに、意識の深化はらせん階段のような構造になっているのではないか。らせん階段を真上から見ると同じ円をぐるぐる回っているようだが、横から見ると着実に上に向かって進んでいる

・ものごとを一段深い層で見るには、仕事であれば失敗も含めより多くの経験を積み、試行錯誤を繰り返すことが大切だろう。

・さらに次元の高い深みを目指すには? この本にヒントがないか再読してみよう

<以上>

Bon Voyage !

 

 

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