ローソンの社長にはセブンにはない発信力があると思う。

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こんにちは、チャーリーです。

先週、図書館に行って雑誌コーナーで経済経営雑誌を眺めていたら、プレジデントで下記の記事を見つけました。

~人手不足時代を乗り切る新戦略

コンビニで商品を手に取った顧客が会計せずに店を出る。商品に付けた無線識別タグにより専用レーンをくぐれば自動決済される。ディスプレイにはバーチャル店員の接客。惣菜は店舗でロボットがつくり、品出しや清掃も自動。昨年10月、家電とITの見本市CEATECジャパンに初参加した。ローソンの竹増貞信社長が示すコンビニの未来像である。人手不足の深刻化で「人件費が高騰し店舗の維持が難しくなっている」(オーナー)との悲鳴がある。竹増氏は「このままだと出店が続けられなくなる。デジタル技術のフル活用でこの先も進む人手不足に対応する」と強調する。(プレジデント19年3月号より)

ローソンの竹増社長には発信力があると思います。当ブログでも触れましたが、日経新聞土曜日の経営者の書棚コーナーでは、宮本輝の自伝小説「流転の海」から組織と自分がどう向き合っていくかのヒントをもらったと発言しています。また数ヶ月前にメディアでローソンの新店出店を当面ゼロにするという通常の成長戦略からは乖離したユニークな方針を発信しています。そして今回のプレジデントの記事では、巷間、話題になっているプランチャイズ店の人手不足のオーナーの過剰労働について、竹増社長ならではの対応策を述べています。無人店舗などに代表されるAI技術を駆使することで、現在コンビニが陥っている懸案事項を解決したいという考えを明確に示しています。それに比較してセブンの経営者は発信力に欠けているという印象を受けます。世間を騒がせた時短を望むコンビニオーナーに突き付けた「警告文」。世間の捉え方とはまったくかけ離れた「脅し」ともとれる社長からの警告文、マスコミを騒がせたこの事件に、セブンの社長はまったく発信しようとしません。一店舗当たりに日商では10万円セブンに差をつけられているローソンですが、そんなことは当面気にしなくてもよいと思います。経営者としての考え方を真摯に表明していくことで、質(たち)の悪い競合には最終的には打ち勝つことができるのが、世の中の常道であるからです。これからも私はローソンを応援していきます。

Bon Voyage !

 

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