クラシック音楽(特に交響曲)はブランドを信じてはいけない

こんにちは、チャーリーです。

私は中学生の頃からクラシック音楽に馴染んでいました。

クラシック音楽の入門にあたっては、有名な作曲家の交響曲(シンフォニー)から聴くというのが常道でした。

ベートーベンの「運命」「英雄」「合唱」

シューベルトの「未完成」

ドボルザークの「新世界より」

チャイコフスキーの「悲愴」

上記であげた「標題(タイトル)」付きの交響曲を薦められたり、聞かされたりすることが多いです。

ここで問題なのは標題付きのシンフォニーが必ずしも面白い作品とは限らないことです。

チャイコフスキーはメロディメーカーとして特筆した才能を持っています。「くるみ割り人形」を始めとする三大バレエは魅力的な旋律のオンパレードで、チャイコフスキーがいなかったら、バレエの世界は今とは全然違う(寂しい)世界になっていたでしょう。

ところが、チャイコフスキーの「悲愴」交響曲は、とても暗くて、魅力のあまりない作品なのです。

チャイコフスキーであれば、標題のない第4番、第5番交響曲のほうがドラマティックで聴いていて楽しいです。フィナーレも大盛り上がりとなり、高揚した気持で演奏会を後に帰宅の途につくことができます。

株式投資ではブランド(力)は大切な要素ですが、クラシック音楽の世界ではあまりブランド信仰をするのは得策ではなさそうです。

Bon Voyage !

 

チャイコフスキーの交響曲なら「悲愴」よりも、下記の第4番、第5番が入門用としてもお薦めです。 

チャイコフスキー:交響曲第4番

チャイコフスキー:交響曲第4番

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チャイコフスキー:交響曲 第5番

チャイコフスキー:交響曲 第5番

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