「無限大」ならぬ、「無・減・代」がこれからの日本社会に必須になる

 

知的生産術

知的生産術

 

 

こんにちは、チャーリーです。

ライフネット生命を立ち上げた出口治明さんをご存知の方が多いと思います。現在では立命館アジア太平洋大学(APU)学長を務められています。

本もたくさん書かれていて、ビジネス書のみならず世界の歴史についての著作も多いです。

今まで私は出口さんの本を読まずにきました。

なぜかというと、氏に対するイメージが剽軽というか軽いイメージを外見から持ってしまったこと。

また、世界史についての本があるのですが、私は日本史にしろ世界史にしろ歴史の教科書に疑いを持っており、そのあたりからも出口氏の本を遠ざけていた原因かもしれません。

しかし、今回はガチガチの自己啓発書、自己啓発オタクの私にとっては貴重なアプローチのチャンスでした。

読んでみての感想は、著者は教養があって、かつユーモア精神も忘れない素敵な方だとわかり、大いに勉強になりました。

一番印象に残ったこと。それは「無限大」ならぬ「無減代」という考え方。

仕事をするに当たって生産性を上げるため、「無」くせる仕事はないか、「減」らせる業務はないか、「代」れる人はいないか、という意識で進めていくということです。

日本のビジネス社会においては「時間もスタッフも無限大であり、努力をすればするだけ成果が出る」という古い考えが残っています。

「無減代」はこうした風潮に真っ向から反対し、限られた時間の中で最大の生産性を上げるための指針となるものです。

出口さんは指針や教訓をコメントにすることに長けているようです。

この無減代も見事ですが、「メシ・風呂・寝る」から「人・本・旅」に切り替えるも製造業からサービス業への移行時期でのアドバイスとして役に立つコメントです。

今後は出口氏の本を積極的に読んで、残業を減らし生産性を上げていくようにしたいと思います。

Bon Voyage !

 

 

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