今年度コンビニ店舗の増加数をゼロに!ローソンの勇気ある決断

こんにちは、チャーリーです。

本日の日経新聞朝刊に「コンビニ、脱24時間の幸運(編集委員 中村直文)」が掲載されていました。その中で私は以下の記述に関心を持ちました。

経営者が環境の変化に気付いていなかったわけではない。ローソンの竹増貞信社長は「このままでは回らなくなるとの危機意識をずっと感じていた」と話す。店舗の増加数をゼロにする今期の方針も「いつかやらないといけないと思っていた」という。セブンも同じ。永松文彦新社長は「社会の変化への認識がそのスピードに追いついていなかった」と反省する。(中略)

いつかはやらなくてはいけないと皆がうすうす気づいていたのに、官のアシストに甘え、過度に市場ニーズを優先させた結果、成長路線を否定することが誰もできなかった。それが今までのコンビニの経営者でした。ローソンの竹増社長は当ブログで、読書家としての視野の広さを伝えたことがありましたが、やはり胆力が並みの経営者とは異なるようです。働き方改革の名のもとに、IT企業等、顧客からの多大な要求に対応しきれず残業が増えている会社が残業を減らすのは無理があると思います。私はコンビニこそ働き改革の先頭を切って様々な方策が打ち出せると確信します。コンビニの過剰な品揃え、過剰なサービスは顧客からの要望で生まれたものではなく、企業側の思い込みの要素が大きかった。店舗の年間増加数ゼロ、24時間営業の短縮、これらの施策は大げさに言えば、日本の偽りの成長路線の見直す絶好の機会になってくれる予感がします。

 

コンビニ店長の残酷日記 (小学館新書)

コンビニ店長の残酷日記 (小学館新書)

 

 

 

 

 

にほんブログ村

上記のボタンはブログ村のランキングに反映します、一日一回ポチ(クリック)いただけると大変励みになります。