世界の利益 米が4割、このままじゃ日本は2周回遅れになってしまう

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こんにちは、チャーリーです。

世界の利益 米が4割~10年で3.8倍「見えぬ資産」で稼ぐ~

米国が世界の企業業績をけん引している。2018年度は世界の純利益の4割を米企業が稼ぐ見込みだ。デジタル化への集中投資で知的財産などの「見えぬ資産」が利益を生む産業構造に転換した。米国の純利益は10年で3.8倍に増える。日本は成長が足踏みし資産効率でも世界に遅れを取っている。(日経新聞朝刊2019/1/23)

これは予想した通りですね。国内で様々なサービスを見ても、アップルのスマホ、アマゾンの通販、マイクロソフトのオフィス365、フェイスブック等々、仕組みで動かすビジネスモデルは米国の独占状態といっていいでしょう。日本企業は硬直した発想、社内でも利害関係が複雑に絡んだ組織体制などでまったく世界の先頭に立つことができないでいます。

17日、米ラスベガス。コンシューマー・エレクトロ二クス・ショー(CES)でソニーの吉田憲一郎社長は音楽プロデューサーのファレル・ウィリアムズ氏と肩を組み、音楽や映画などのコンテンツ事業を紹介した。(同上)

上の記事を見て、「えーっ、ソニーってまだハードとソフトの融合とかやっているの」と思ってしまいました。もちろん20年前とはハードの売上は激減してはいるのだけれど、根本の発想は20年前と変わりないのではと。アップルのituneという画期的な仕組みを構築している時に、かたやソニーではソフトの権利の侵害にどう対応するんだとか百家争鳴の状態であったのです。ワールドワイドなウォークマンが発展することなくソニーの携帯音楽装置はガラパゴス化してしまった。

「モノづくりは日本のお家芸」と言われてきましたが、これも危なっかしい。米機会大手の「ハネウェル」は航空機部品などモノの供給から気象予測のソフト、航空機監視といったサービスの提供者に変貌しています。画像処理ソフト「フォトショップ」のアドビはソフトを売って稼ぐビジネスに舵を切り始めています。日本もおちおちしていると産業構造の変化に取り残されてしまう可能性大です。

上記の観点からも日本株への投資は不適切、米国株への投資が正解と言える訳です。

 

 

 

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