銀行の欲深さ(マンガーの投資術)

こんにちは、チャーリーです。

住宅ローンは、儲けるための汚い方法になった。経済的に信用のない人々に甘言を弄して、彼らの愚かさにつけこんで高金利のローンを押しつける。とても銀行がやるような商売とは言えない。真っ当な商売とは、お客さんが喜ぶ消費品を売ってお金を儲けることだ。(マンガーの投資術)

上記はチャーリー・マンガーの書籍なので、アメリカの銀行についての言及ですが、真っ当な商売ができていないのは、日本の銀行も同様です。

投資信託など金融商品を次から次へと顧客に買換えさせ、手数料を設ける「回転売買」は銀行の常套手段になっています。特に投資経験のない定年退職者の退職金は恰好の鴨葱(かもねぎ)です。さんざん手数料を取って儲けた挙句、クレームを付けに行く客には、担当者は転勤もしくは転任して連絡がとれないの一点張り。

こうした銀行の汚い商売のやり方に、心ある銀行員の方には顧客に迷惑をかけられないと自分でノルマの投資信託を購入する場合もあるとのこと。顧客の投資知識の乏しさにつけこんで、手数料をバンバン稼ぐ鉄面皮が銀行では出世する。

マンガーが言う「お客さんが喜び商品を売ってお金を儲ける」こととは、まったくかけ離れている銀行に「投資信託はやるべきでしょうか」などとお金の相談に行ってはいけない。

 

この書籍は銀行預金がいかに貧しい結果になるかよくわかります。 

預金バカ 賢い人は銀行預金をやめている (講談社+α新書)

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