マンガーの投資術 バークシャー・ハザウェイ副会長チャーリー・マンガーの珠玉の言葉 富の追求、ビジネス、処世について ( )
- 作者: デビッド・クラーク,山崎元,林康史,石川由美子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2017/09/08
- メディア: 単行本
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こんにちは、チャーリーです。
ブログ村でもよく話題になっている「マンガーの投資術(日経BP社)」の後半部分に気になるフレーズがありました。
~働かない~
私の経験から言えることだが、いつも考え続け、本を読み続けていれば、働く必要はない。
えっ、どういうこと? マンガーは投資をして億万長者になりたければ本を読んでいればいいと言っているの? それって会社に行って無用なストレスを抱えなくて済むからとても素敵なことじゃない?
もう少し読み進めてみましょう。
ウォール街の仕事に行き詰まって、疲れていないだろうか。上司に無茶を言われて落ち込んでいないか。それとも、デリバティブの損失が膨らんで、高収入の仕事を失ってしまわないかと心配していないだろうか。大丈夫だ。考えることと本を読むことを続けていればすべてはうまくいくはずだ。マンガーによれば、投資のゲームに必要なのはその二つだけなのだから。マンガーは新聞三紙をはじめ、多いときは一日に600ページ、週に数冊の本を読破するという。(中略)
私も最近会社勤めに疲れ、リタイアしたい気分に時々なりますが、それを肯定しているコメントにも読めます。しかし、こうした構成の本にありがちなところですが、前後の脈絡がなく、いきなりこうしたコメントが出てきますから、マンガーの言う真意がつかみづらいところです。「働かない」と言っていても、一日の「仕事」の80%の読書ですから立派に働いていると言えますし(笑)。その読書も遊び気分で行うのでなく全身全霊で取り組むのでしょうから。
とにかくこの「マンガーの投資術」の内容の中では最も含蓄のあるコメントだと思いますし、これからの折に触れて言及していきたいと思います。
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