知りながら害をなすな~楽天とソフトバンクについて

 

マネジメント[エッセンシャル版]

マネジメント[エッセンシャル版]

  • 作者:P F ドラッカー
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2012/09/14
  • メディア: Kindle版
 

 

こんにちは、チャーリーです。

ブログの不調の原因が分かり、対策を施したところ無事復旧しました。

復旧したのだから、さあまたブログを更新するぞ、となると思いきや、実際は更新が進まず本日に至っています。

昨年一年間はブログを一日も途絶えることなく書きたいと思い、事実実行してきた訳ですが、今回の不測のトラブルでそれが切れてしまった。

書けなくなったのは大いに不満ではありましたが、反面ブログ一作成に追われず一日がゆっくり過ごせる「ゆったり感」がとても心地よく、ブログを書かずに一ヶ月間を過ごしてしまいました。

これからは毎日更新とは行かないまでも、少しずつ今までの疲れを癒しながら書いていきたいと思っています。

さて、本日は楽天とソフトバンクの話題です。

楽天は楽天マーケットの出展者に対して、送料を全面的に出展者だけに負担させる方針を打ち出しました。

ソフトバンクは、携帯電話等を販売している契約店に対して、(契約書に具体的な言及がないのに)、売り上げ評価がCランクを所定回数とると店舗の閉鎖を強制するやり方をとっていると聞きました。

この二つの事例を見て感じたのは、強烈なカリスマ経営者に率いられているこの2社にはWin-Winの関係を持とうとする意志がまったくないということです。ビジネスは自分の会社だけが一方的に利益を簒奪するのではなく、ステークホルダーが利益を分かち合うことでビジネス社会は健全は発展を遂げていくものだと思うのです。

この人達は、今ですら莫大な資産を持ってながら、これ以上儲けて一体どうしたいというのでしょうか。

ドラッカーの有名な言葉に「知りながら害をなすな」というコメントがあります。

マーケット出展者が送料を一方的に負担させられたら経営状況がいかに悪化していくか、携帯電話の代理店が一方的に契約解除されたらオーナーはどのような気持ちになるか。

彼らにそれを想像する力がないとは思えません。

「知っていながら害をなしている」のではないでしょうか。

私が日頃から言っているのは、投資家として社会に害をなす可能性のある企業については厳しく監視して、その企業の行っているサービスの問題点を俎上に上げていくということです。

Bon Voyage ! 

 

 

 

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