競争激化に沈むネットフリックス~成長株を買うことの怖さについて

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こんにちは、チャーリーです。

昨日の日経新聞夕刊の「ウォール街ラウンドアップ」にネットフリックスに関する記事が出ていました。

2019年4~5月期決算で契約者数の伸び悩みが明らかになってから、同社株の売りが止まらない。決算発表した7月17日と比べて9月20日の株価は25%安となった。同期間のダウ平均は1%安だった。一世を風靡した急成長株の面影はすっかり消え失せた。

 かつてはFANG(ファング)の一角を占め成長株の代表であったネットフリックス。今ではアップルやウォルト・ディスニーら競合の影に怯え、膨大なコンテンツへの投資により大幅なキャッシュアウトで、株価のいっそうの下落の恐れが出てきています。

ネットフリックスのようなコンテンツ制作・動画配信サービス系のビジネスは一時的の高シェアを獲得したとしても、すぐに新しい切り口でよりユーザー受けするサービスが実現できればすぐに顧客を奪われてしまう。

そもそも顧客を奪われやすい事業は「濠の浅い」ビジネスであり、バフェットやマンガーが嫌う投資対象と言えます。コカ・コーラやマクドナルドのようにあと30年経っても以前としてお客の喉を潤しお腹を満足させることで商売を維持できるビジネスに対し、動画配信サービスはより便利でより安いサービスが生まれれば退場を余儀なくされることは間違いない。FANG(ファング)の中にフェイスブックも何年もしないうちに飽きられることは必定で、インフルエンサーが抜けた時点で総崩れの可能性なきにしもあらずです。

我々長期投資家は上記のような競合がひしめき合う「濠の浅い」企業の株式投資については、見送り三振をして決して近づかないことが賢明であると考えます。

Bon Voyage !

 

 

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