【外食・中食産業構造改革】オリジン東秀 メニュー減らし人手不足解消へ

 

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こんにちは、チャーリーです。

今日の日経新聞朝刊に下記記事が載っていました。

飲食チェーンの間で、メニュー数を減らす動きが広がってきた。オリジン東秀(東京都調布市)は弁当を3割廃止し、リンガーハットは8月から20種類を削減した。外食・中食業界の人手不足が深刻になる中、アルバイトや外国人労働者でも働きやすいよう作業を見直す。各社は業務の自動化など対策を打ってきたがメニュー削減にも踏み込む。消費者の反応を見ながら、他社にも広がる可能性がある。

私はコンビニの弁当が嫌いです。そもそも冷蔵コーナーで冷やした弁当をレンジで温めるという発想にはついていけません。だって、本来さめた状態で食べるお新香まで熱くなってしまうのですよ(苦笑)。

だから私にとって仕出し弁当屋さんや、今回のオリジンは神のような存在なのです。

そんなオリジンが人手不足で困っているようです。

私はかつて残業で帰宅時間が遅くなると、オリジン弁当と惣菜を自宅に持ち帰って食べることが多かったです。そのころは深夜まで営業していたのですが、ここ一、二年でしょうか、閉店時間が10時までとなり、私が購入できないケースが増えてきました。

こうした営業時間の見直しに加えて、今度はメニュー数の削減です。

現在オリジンが用意していメニューは60種類くらいあるのでしょうか、とても多い気がします。

特にこれも数年前でしょうか、麺類の販売まで手掛けてしまい、正直やりすぎではと思っていました。最近まで裏メニューを出している店舗もありましたね。

メニューの3割を削減ということですから、かなりスッキリとした構成になるのでしょう。

もともと私は日本でよく見られる、総合力のアピール「お客様のあらゆるニーズに応えます」という発想が好きではありません。思っているのは企業側、モノを売る側だけで、消費者、モノを買う側は「こんなにたくさん機能付けたって使わねぇよ、こんなにメニューあっても食べるのは定番の5種類だけだよ」と思っているわけです。

こうした積年の齟齬を解消すべく、オリジンはメニュー削減に乗り出してきた訳ですから、暖かく見守ろうと考えています。

オリジン東秀のような、コンビニ弁当とは究極の立ち位置にある企業は、重要な社会インフラと言っても過言ではありません。こうした企業が人手不足で窮地に陥らないように、少しくらいメニューが減っても許容しましょう。

Bon Voyage !     

 

 

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