丸井グループ、経常益1%増 4-6月フィンテック事業好調~競合デパートに勝利の秘訣は?

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こんにちは、チャーリーです。

本日の日経新聞によると、丸井グループの決算が好調のようです。

丸井グループが7日発表した2019年4-6月の連結決算は、経常利益が前年同期比1%増の85億円だった。自社のクレジットカード「エポスカード」の会員数が増え、家賃保証サービスの利用が伸びるなどフィンテック事業が好調だった。

1980年代の丸井と言えば、渋谷に公園通り周辺に2店舗を構えるも、競合の有名百貨店に比べると、店内の雰囲気も、商品の品揃えも、店員の接客技術も、一流の域に達していないというのが私の見立てでした。

ところが経営陣が先代から当代に替わってから、次々と新機軸を打ち出し、丸井グループのイメージが180度変わったといっても過言ではありません。昔は「赤いカード」と言われ信販系の安っぽい感じのクレジットカードが「エポス」というステータス系にイメージイメージチェンジ。年間50万円以上の利用で永年無料のゴールドカードに変更できるサービスなども注目。販売業については新宿、渋谷、中野など好立地を活用して自社が売るのではなく、テナントを販売会社に貸す不動産経営で高利益を達成。西武や三越伊勢丹等が低収益に苦しむなか一人勝ちの様相です。

こうした丸井グループの好調さは、現経営陣の時代を先取りした経営施策がヒットしているためで、次世代の経営者が育成されこの経営資産を継承してくことができるかが、今後の丸井グループの課題といえるのではないでしょうか。

Bon Voyage !

 

景気を仕掛けた男 「丸井」創業者・青井忠治

景気を仕掛けた男 「丸井」創業者・青井忠治

 

 

 

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