リーダーの本棚 フィデリティ投信社長が薦める人材の生かし方とは

 

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

 

 

こんにちは、チャーリーです。

日経新聞で最も楽しみにしているコーナーは「リーダーの本棚」です。

月一回、土曜日の日経新聞に、古今東西の著名な経営者が、いかに本を読みプライベート、ビジネスを形作ってきたかがとてもよく分かる特集になっています。

このブログでも一回ふれたかと思いますが、フィデリティ投信社長 チャック・マッケンジー氏の特集は、投資家なら目が離せない興味深い内容でした。

記事の真ん中あたりで人材の生かし方について述べています。

「ビジョナリーカンパニー2」では、経営をバスに例えています。適切な人を乗せて適切な席に座らせ、その後に目的地を決めればいいというのです。まずビジョンを示すという常識と真逆でした。社員の管理の仕方も、働きぶりに満足が行かない社員のパフォーマンスを上げようと努力するより、適切な人を連れてくるべきだと思います。

私もこのコメントに同意します。昔はどんなに問題のある人材でも、鍛え方次第で社員のレベルアップが図れるのではと信じていました。しかしながら、これは無理は話で28歳を過ぎたら成長は止まり、考え方も容易には変わらなくなります。自社でレベルの人材を育成するより、能力のある人を外から持ってくるほうが合理的です。しかし仲間意識のある日本の企業では、よそ者を疎んじて自分の色のついたものを重用する悪習がある。これをしている限り、グローバル競争社会でライバルに勝つことは容易ではなくなっていくでしょう。久しぶりにこの書籍再読したくなりました。

Bon Voyage !

 

 

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