投資家として質(たち)の悪い経営方針を持つコンビニでの購買を自粛します

こんにちは、チャーリーです。

本日の東京新聞朝刊に、コンビニ関連の記事が載っていました。時短営業を申告したオーナーに対し、セブンイレブンが「違背行為」としてオーナーへ警告文を送ったとのことです。

セブンーイレブン・ジャパン本部が、一日限りの営業時間短縮を伝えた群馬県の男性オーナーに対し「重大な違背行為に当たり、厳重に警告する」とする文書を送っていたことが5日、分かった。本部は時短営業を巡る一連の問題発覚以降、加盟店支援や24時間営業の見直しを打ち出しているが、依然としてオーナー側に厳しい対応を続けていることが浮き彫りとなった。改革姿勢に疑問符が付きそうだ。(中略)

オーナーは「警告という脅し文句を使っていることに驚いた。世間の厳しい目を理解せず、本音と建前を使い分けている」と批判している。予定通り臨時閉店するかどうかは検討中という。(東京新聞19年7月6日朝刊)

この対応については呆れてものが言えません。人手不足でシフトが埋まらないのはオーナーの問題ではなく、本部が措置をとるべき問題であると私は考えます。人員シフトの問題をきちんと本部で解決することで、営業現場が24時間集中するというのなら(全面賛成ではないが)まだ話はわかります。しかし、こうした重要な点を蔑ろにして、オーナーに警告文を送りつけるというのは、企業として質(たち)が悪すぎます。この企業はセブンペイの不正利用問題でも現在騒ぎになっています。これについては、他のコンビニでの決算システムで当然行っている「二段階認証」を行わず、IDとパスワードのみの「一段階認証」で済ませたため、手当たり次第不正操作を繰り返す可能性を与えてしまったのです。これも他社にスピードで負けたくないという意識が先行した拙速から出たトラブルではないでしょうか。

私はこのブログでも常々言及しているように、投資家として特定企業への株式投資の可能性を日々精査しています。それと同時に顧客、ユーザーとして特定企業が社会に対し不正な行為等をしていないか監視する役目のあると認識しています。個人投資家としてできることは限られていると思いますが、質(たち)の悪い上記企業での購買は個人として自粛します。コンビニは競合企業があるので、特に困ることもありません。企業のステークホルダーである顧客や雇用者を蔑ろにする存在には厳正に対応する必要があると考えています。

Bon Voyage !

 

コンビニオーナーになってはいけない 便利さの裏側に隠された不都合な真実

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