責任は全部自分がとるべし、決して他人のせいにすべからず(日本投資家のレジェンド遠藤四郎さん)

 

株でゼロから30億円稼いだ私の投資法―大株主への道こそ株式投資の本道

株でゼロから30億円稼いだ私の投資法―大株主への道こそ株式投資の本道

 

 

こんにちは、チャーリーです。

遠藤四郎さんは、サラリーマン(銀行員)をしながら、低位株を購入し値段が倍になった時点で半分売却、売った資金で再び低位株を購入。どんどんと株数を増やしていきました。そして資産を30億円まで増やし、四季報に個人投資家として名前が載るまでになりました。

本書はその遠藤四郎さんが、自分の投資家人生のひと区切りとして、日本の投資家人のために、自分の投資の経験、スキルを余すことなく伝えようと意図した貴重な書籍です。

本書の8章に「遠藤式・遊び方・売り方・儲け方の秘伝教えます」がNo.1~11コメント掲載されていて参考になります。特に最終部のNo.11は要注目です。

11)責任は全部自分がとるべし、決して他人のせいにすべからず

株式市場においてよく見られる光景は、ある銘柄を買って、それが暴落した時に「一体どうしてくれるんだ」というような電話が、証券会社の店頭に殺到する場面である。特にあのバブル崩壊の後では、店頭のお嬢様たちは「親にも怒られたことがないのに、何で投資家に怒られれなければならないのか」というようなことを言って、たくさんの人が退職していったことを知っている。

株式投資というものは、たとえ誰から聞いて買おうとも、買うという行為そのものは自己責任において買うべきであり、自分で判断して銘柄を買ったからには、たとえそれが下がったとしても、他人にその責任をなすりつけてはならない。これは株式投資の最も大切な基本的条件であり、他人に責任をなすり付けるような人は、株式投資そのものをする資格がないと言わねばならない。

遠藤さんのこの一言は重要である。遠藤さんは本人が30億円の資産を築いた厳然たるぶ事実がある。そこらにいる口だけ達者な株式評論家とは訳が違う。その遠藤氏が株式投資を成功させる一番の要点が「株式投資の結果は全て自分が引き受けること」と言っているのだ。とかく所有している株価が下がれば、推奨した会社や担当者と恨みたくなる。そこを辛いが自分の責任とすることで、投資家としての成長が見えてくると遠藤さんは言っていると思う。長期投資家として忘れてはいけない箴言である。

Bon Voyage !

 

 

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