アップルは長期バリュー株候補となれるのか?

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こんにちは、チャーリーです。

アップルは米国時間1月29日に2019年第1四半期決算(10〜12月)を発表しました。売上高は843億ドルで前年同期比4.5%減、純利益も199億6500万ドルと前年同期比で1億ドル減少し、減収減益となりました。しかしその後アップルの株価が高騰し不調な状況から165円台に戻しました。

これはどうしてでしょうか。スマホの売れ行きが確かに落ちています。米中貿易摩擦による影響、消費者による買い控え等いろいろな要因があるでしょう。アップルではスマホの販売台数を非公表にするという情報もあり、これがアップルに対する不信感を生んでいる大きな要因とも言えます。

しかしスマホ以外の売上に目を向けてみると、アップルのサービス分野での売上が伸びているのです。サービス分野はスマホのようなハード部門に比べて利益率が高いです。またフェイスブックの売上高とアップルのサービス分野の売上高が並んだという情報がありました。これらの情報が市場に好感されて株価が上がってといえると思います。アップルはスマホのイメージからアプリケーションサービスのイメージに転換してくるのでしょう。

このブログでもしばしば言及しているように、日本の産業が凋落した原因はAV機器等のハードに偏重しすぎたことが大きいのです。ソフトの強みを持つ米国成長企業のなかでアップルは今までハードの比重が高い印象がありました。ここでアップルのソフト重視の方向性が明確に分かれば、私の長期バリュー投資対象としてクロースアップしてきます。アップルのPERは11倍で十分割安感があります。後は配当率1.8%台をどうとらえるか。私は高配当株を中心にポートフォリオを組んでいますが、アップルの配当に対する考え方をもう少し精査して、自分のポートフォリオに候補にするか考えていきたいと思います。

  

 

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