【日産】長く居すぎたカリスマ「ゴーン」長く続きすぎたFM放送「安部礼司」

こんにちは、チャーリーです。

本日の日経新聞朝刊に「ゴーン退場」という記事がありました(途中から引用)。

「再建」から「成長」モードに入ったゴーン元会長は、トップダウンでロシアのプーチン大統領の要請に応じ同国最大手のアフトワズを買収。経営者同士の友好関係を生かし独ダイムラーとの提携も決めた。

しかし、側近を相次いで排除していった結果、実務が滞りゴーン元会長の思った通りの成果を上げられなかった。それがまた焦りを生み、意にそぐわない幹部を次々と入れ替える「独裁」につながっていった。

 ゴーン元会長をはじめ、企業の危機などを乗り越え、V字回復を遂げた者は「カリスマ化」されることが多い。しかし、「経営が軌道にのった後の成長や新機軸を打ち出すのに苦労するケースが多い」とローランドベルガーの貝瀬斉バートナーは指摘する。

カリスマ経営者として登場し華々しい業績を上げて世間の称賛を浴びる、そのタイミングで退任するなり、次のステップ(他企業のCEO)に移っていれば名経営者として歴史に名を残すことができたのではないでしょうか。簡単に言えば長く居すぎたのです。

何でこんな話をするかというと、日産がスポンサーとしているFM番組「あっ、安部礼司が、今年の春に構成をリニューアルし、非常に魅力のない番組になってしまったこととの連想からです。

ナイスサーティーズの平均的サラリーマン安部礼司が、社会の荒波に揉まれながらも一生懸命生きていく姿をツボな選曲に合わせ日曜の黄昏時に放送されたこの番組、私はとても好きで毎週楽しみにして、都度MDの録音するくらいのファンでした。

しかし、この番組は好評だったこともあり、毎期番組の更新を続け、ナイスサーティーズだった安倍が、今年でもう40台後半になってしまったのです。ホームドラマゆえにここまで続けるとさすがにネタ切れ感も出て、ついに今年の春SEASON13で、いままでの構成をチェンジして一時間で3話形式の短編寄せ集めになってしまったのです。安倍のインフルエンサー役の刈谷勇も退出し一挙に魅力がなくなり、私は番組のフォローをやめたのです。

カリスマ経営者の長すぎる春が会社に損失をもたらしたように、とても魅力のある番組が引き際を間違って「美しい思い出」にならなくなるのは残念です。日産は「引き際の美学」をもう少し考えた方がよいと思い、今回のコメントを記しました。

 

 

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