投資家脳を作るための名著たちⅠ コーポレートファイナンス入門

 

コーポレートファイナンス入門〈第2版〉 (日経文庫)

コーポレートファイナンス入門〈第2版〉 (日経文庫)

 

 

こんにちは、チャーリーです。

投資をするにあたって、必読といえる書籍が何点かあると思います。

上記の、「コーポレートファイナンス入門<第2版>もその一つです。

(まえがきから)

毎年、最初の講義で「企業活動に必要な3つの経営資源は何ですか?」と聞きます。たいてい、「ヒト、モノ、お金」という答えが返ってきます。次に、コストについて質問します。「ヒトに支払う報酬は企業にとって人件費です。モノの購入費は原材料費になります。では、お金に支払うコストは何ですか?」

「お金に支払うコスト?」。意地悪な質問かもしれません。「資金を調達するコスト」と言えば、分かりやすいでしょう。このお金のコストが、コーポレートファイナンスのキーワードです。資本コストといいます。

この本は日経文庫の一冊で、ボリュームは約200ページとコンパクトです。ファイナンスの勉強で大切なのは、ラフでもいいので全体像を把握してみることです。ところがファイナンス推奨図書は、500ページ以上の浩瀚なものが多く、ほとんどの書籍が独学だと途中でボリューム感に耐え切れず挫折する可能性が高い。その点、この本は、大学の先生が生徒に少人数でのセミナーを行ってるような雰囲気のなか、ファイナンスアレルギーを起こさないよう簡潔かつ丁寧に説明しています。投資家としてのファイナンス脳を作りたいならファーストチョイスの書籍だと思います。

 

 

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