【悲報】消えゆく個人投資家、その対策とは?

こんにちは、チャーリーです。

昨日の日経新聞トップに上記のショッキングな見出しがありました。

「貯蓄から投資」は2018年も逃げ水だった。1860兆円に膨らんだ家計金融資産の過半は預貯金で眠り続け、ソフトバンク(SB)上場も不発に。アベノミクスの刺激の下、6年続いた株価上昇も途切れる。底流には猛スピードで進む高齢化という地殻変動があるだけに、バトンタッチを急がなくては個人投資家が「消滅」してしまう。

「いきなり損なんて憂鬱」。19日に新規株式公開(IPO)したSB株を冬のボーナスで購入した札幌市の40台女性は嘆く。初値から公開価格(1500円)を割り込み、1割強損を抱える波乱のスタート。株式市場から吸収した過去最高2.6兆円の出し手は9割方が日本の個人投資家だ。待機資金であるマネー・リザーブ・ファンド(MRF)以外の「ニューマネー」も預貯金などから動いた。[日経新聞日曜版2018/12/23] 

もともと、日本の金融資産の内訳が海外のそれと比べ現預金が異常に多いことが指摘されています。現預金の比率が、米国では1割強、欧州は3割強に比較して日本は5割強。その反面、投資信託や投資信託などリスク資産は米国が5割弱、欧州が3割弱なのに対し日本は1割強に留まっています。

もともと「コツコツ貯金をすることは尊いこと」という国民性に加え、今回のソフトバンクIPOの不調などが重なると。日本人の投資離れがますます進み、日本の大切な金融資産が溶けだしていくという深刻な問題に直面し続けることになります。

私のブログで再三コメントしているように、投資資金を成長させるための数少ない選択肢の一つが米国株投資です。しかしながら、現況の米国株大幅下落のなか、株アレルギーの日本人がおいそれとは株式投資に着手しにくいのは理解できます。でもそれでいいのでしょうか。

今言えることは、日本人の「預貯金信仰」を少しでも「投資家精神醸成」に変えていくことしかありません。そのための方法として米国株1株購入を進めたいと思います。ご存知の通り、米国株は1株から買い付けができます。手数料負けするのを承知で1株好きな株を購入してしまうのです。たとえ一株でも身銭を切って購入するとその株価が日々どう動いていくのかが気になり、証券会社のサイトを毎日覗くことになるでしょう。

国内大手会社がかつて行っていた株式購入シュミレーションは好きな株式のバーチャル体験ができ話題になっていましたが、身銭を切っていないので、正直私にはまったく学習になりませんでした。金額はわずかでも自分のお金を使うとゲーム感覚でも真剣味が違ってきます。

こうして1株を保有しながら、1年なりを過ごしてみると、 月度なり四半期なりで山や谷があり、弱気相場だけが続くわけではないことが体験できます、つまりマーケットはきまぐれであり、株価が下がってもまた上がることもあるとわかると、株価に一喜一憂しなくてもよいことが身に付くのではないでしょうか。こうしてある期間での「山や谷」を経験して米国株投資が自分にフィットしていると分かってから、徐々に投資資金を増やしていくという方法もありなのではないでしょうか(これはあくまで私個人の考えであり、投資は自己責任でお願いします)。

そのための第一歩として、まず米国株が取引できる証券口座を開設すること。SBI証券はサイトがとても見やすく、取り扱い株式数も多くお薦めです。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

 

www.dear-charie.com

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