資格の大原

IBMのメインフレームはガラパゴスなのか?

こんにちは、チャーリーです。

米IBMが18日発表した2017年10~12月期決算で、売上高は前年同期比3.5%増の225億4300万ドル(2兆5000億円)となり、12年1~3月期以来23四半期ぶりに増収を達成した。新型メインフレーム(汎用機)の販売が好調だったほか、人工知能(AI)関連やクラウドなど成長事業が伸びた。全体の利益は減少した。(日経新聞18/1/19より)

IBMの今回の決算、23四半期ぶりに増収ということで、IBMホルダーとしてはホッとした気持ちがあります。ただ気になったのは、一部の方から「業績がよかったのはメインフレーム(汎用機)の売上が伸びたからじゃないか、我々の期待していたAIやクラウドはそれほどでもなかったぞ」というコメントがあったことです。

あたかもIBMは、既存の製品が主体でAIやクラウドは競合に比べ遅れているというニュアンスで言われていると感じます。でも汎用機が遅れていて、クラウドが進んでいるというのは本当でしょうか?

金融、製造、官公庁/自治体といった業種では、現在もメインフレームがその企業・公社にとって重要なデータを扱う基盤になっているケースが多いようです。したがって、会計、在庫、顧客情報などを記録するSystems of Recordはメインフレーム上で維持し、モバイルなど顧客接点を生み出すSystems of Engagementの新規開発はオープンシステムやクラウドでという流れがあるそうで、結局のところ汎用機、クラウドはどちらもデータ管理にはどちらも重要ということになります。

ですから、メインフレーム(汎用機)がクラウドに押され消えてしまうのではなく、将来的にも両者は共存すると考えれられます。そうなるとIBMがメインフレームで実績を伸ばすことはワイドモート(深い堀)を維持している証拠であり、IBMはまだまだ伸びしろのある企業と考えます。

 

     

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