異常事態に注意する、ナンピン買いのタイミング

こんにちは、チャーリーです。

エクセレントカンパニーと称される優良企業が異常な事態に直面し、株価が適切に評価されなくなるとき―絶好の投資機会は、こういうときに訪れます。(バフェットの投資原則より)

優良な企業が何か個別のトラブルによって世間の注目、あるいは世間の非難を浴びるとき、株価が下がる場合があります。バフェットの例でよく引き合いに出されるのがアメリカンエクスプレスの子会社の不祥事の問題でしょう。そのトラブルで一時株価が下落しましたが、バフェットはレストランのレジ等に立ってみて、上記のトラブルがあった後でも、レストランの顧客は意に介さずアメックスのカードの使ってお勘定を済ませているのを見ていたそうです。これが冒頭の「優良企業が異常事態に直面」の例でしょう。バフェットは下落したアメリカンエクスプレスの株式を買い増しして後に莫大な利益を得ました。但しこれは「優良な企業」であることが重要で、昨今の東芝、神戸製鋼などの異常事態を絶好の投資機会であると認識するのはお門違いでしょう。あくまでも根本的なトラブルではなく、個別なトラブルであることに気を付けたいものです。

 

     

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